会報誌

日本赤十字北海道看護大学同窓会 会報誌第1号
発行日:平成23年3月9日

私達の母校である、日本赤十字北海道看護大学も今年で開学12年を迎えることとなりました。同じまなびやで育った同窓生も千人近くになりました。そこで、これからもっと母校をもり立てていこう・・・!という志のもと、同窓生による、同窓生のためのニュースレターを刊行することとなりました。
記念すべき第一号は、同窓会名誉会長である現学長石井トク先生からのおことばと、同窓会活動のお知らせや、多方面で活躍する同窓生のご紹介を特集しています。また、同窓会及びニュースレター名称は在校生からの公募をし、ただ今選考中です。採用された在校生の方には、同窓会より素敵な品が贈られます。たくさんのご応募ありがとうございました!

「妹たちへ・・・~同窓会活動の発展を願って~」

このたび、同窓会によるニュースレターが発刊され、大変嬉しく思います。私が学長に就任した平成19年から現在に至るまで、同窓会活動の活性化は、大きな望みの一つでした。現在医療の現場は複雑かつ多様な問題を抱えており、その中で看護師、保健師、助産師には専門的な知識・技術を身に着けていくことが求められています。そのため看護系大学では、学部における看護基礎教育の充実の他、大学院での高度な専門分野での教育が重要となっています。では、現場で働く看護職がそれぞれの能力を今以上に発展させていくためにはどうすればいいのでしょうか。それは、自らが看護の基礎を身に着けた場所、つまり母校において、同窓生同士、大学とつながりを持ちながら互いに情報共有し協力していくことが発展への第一歩となると考えます。第1期生卒業後、前同窓会会長であった宮本さんをはじめ、同窓会役員の方々が今日に至るまで多大な努力の元、同窓会活動を継続してくれておりました。これからは、次世代を担う若者達の力で、今以上に同窓会活動を盛り上げていって欲しいと思います。今年度は、同窓会から、本学に10周年の記念品として素晴らしい置き時計を頂きました。また、学際での同窓生ブースの設置やニュースレター発刊等、同窓会活動が見える一年でした。これからも、活動の充実と共に、その内容を広く周知し、同窓会活動の礎を築いていってください。今後の課題としては、本学卒業後同窓生がどのような動向にあるのか等を把握し、今後の大学教育の評価や、同窓生同士の切磋琢磨につながることを期待します。

-現在様々な場で活躍する卒業生にメッセージをお願いします。

医療現場では毎日膨大な業務に追われ、ストレスを抱えて働く卒業生の方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。けれども、本来仕事というものは楽しいものです。自らがその楽しさを見つけ出せるように、夢や目標を持っていけるといいですね。私はかつて理知的な師長になることが夢でした。臨床を離れた後、医療事故防止に関する書籍をいくつか出版しましたが、そこで念願の理知的な師長として登場させてもらうことが叶いました。職場では人間関係のストレス等もあるかと思いますが、他人と競争するのではなく、常に自分と向き合い、自分自身を高めていけるように考えてください。周囲への批判ではなく、自分自身と誠実に向き合い、働きつづけることで、必ず道は開けると確信しています。今は看護職でも仕事をつづけながら家庭を持ち、子どもを持つことが可能な恵まれた時代です。ワークライフバランスの両立を目指し、仕事もプライベートも充実した人生を歩んでいって欲しいと思います。私は今年度で本学学長を退官することとなりましたが、退官後も卒業生の皆様の力になりたいと考えております。皆様が、仕事や進路や結婚(恋)に行き詰まったり、相談したいことがありましたら、いつでも気軽に下記までご連絡ください。これからの医療を担う皆様には大きくはばたいていって欲しいと思います。ちなみにこの写真は 私の「師長を目指していた頃」の写真です。

 

同窓会会長交代

前会長からのご挨拶

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同窓生のみなさま、こんにちは。2003年3月から2010年6月まで、同窓会長を務めさせていただきました宮本(旧姓:若王子)です。
はやいもので、私たちの母校である日本赤十字北海道看護大学が開学し12年が経ち、2011年3月には第9期生を同窓生として迎え入れるまでになりました。何の縁か私が同窓会長を務めることとなり共に同窓会活動を担う役員の方々と試行錯誤してまいりましたが、なかなか活動が深まらず、同窓生の皆様には「同窓会ってどうなっているの?」と感じておられる方も少ないかと思います。諸々の事情から、2010年6月の総会を持ちまして、私は会長職を後任の今野愛子さん(第3期生)に引き継ぎましたが、同窓生が大学に戻ってき始め、同窓会活動を支えるマンパワーが少しずつではありますが備えられて参りました。私の在任中には大きな活動はできませんでしたが、今回、このように同窓会活動のひとつとして、ニュースレターを発行する運びになりましたことは、同窓会活動の発展に大きく寄与することであり、大変嬉しく思っております。現会長の今野さんの同窓会長としての大きな歩みのひとつともなることでしょう。このニュースレターや他の活動が、今野さんを中心として深まっていくことを願っております。
会長をしておりました7年の月日を振り返ると、同窓会活動において必要なのは、同窓生のみなさん、ひとりひとりの声であり、大学への思いであると感じました。卒業後に大学に遊びにいくことや、同窓会活動に参加することが叶わない方も多いかと思いますが、みなさんが作り上げていく同窓会です。ぜひ、同窓生として大学に戻ってみたり、大学祭の際には大学祭だけでなく同窓会総会(2年に1度ですが)にも参加してみたり、同期という横のつながりだけではなく、同窓生という縦のつながりも深めていっていただけたらと願うばかりです。
全国で、様々な職場や家庭にて同窓生のみなさん、おひとりおひとりがますます健康で、そしてその役割を果たしてくことができるよう、祈念いたします。7年間、どうもありがとうございました。

宮本 未

新会長からのご挨拶

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この度、若王子前会長からご指名いただき、同窓日本赤十字 北海道看護大学会新会長となりました3期生の今野愛子です。皆さんどうぞよろしくお願いします。私は北見赤十字病院で助産師として働きはじめて6年目となりました。年ばかりとって、中身が伴っていないような状況ですが、同期や先輩・後輩と大変ながらも楽しく働いております。
皆さんも、同じ職場で仕事を続けている方、職場を変わった方、今は好きなことをしている方、結婚された方、出産された方、卒業後に様々なことがあったと思います。卒業してからは、なかなか連絡が取れなくなりますが、同窓生が今何をしているのか、大学でどんなことが起こっているのかなど、同窓会から何か発信していけたらと思います。
卒業生も8期生まで出ており、同窓生がどんどん増えてきて、これから同窓会を盛り上げていきたいと思います。働きながら活動をするのは、なかなか難しいですが、大学で教員をされている1期生の先輩方が事務局として活動してくださり、大学との連絡や大学の行事で在校生に同窓会をピーアールしていただいたり、大学の最新情報が聞けたり、わからないことだらけの私を導いてくれます。 皆さんからも「こんなことがあった!」や、「こんなことやってくれない♪」などありましたら、同窓会ホームページなどでご意見ください。これからどうぞよろしくお願いします。

今野愛子

Best wishes for the New Year!
The Smith Family

 

 

10周年記念品 大きな古時計贈呈!

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1999年に開学した本校も2009年にめでたく10周年を迎えました。そこで、同窓会から大学に大きな置き時計を贈呈いたしました。 時計の針が12をさすと、厳かな鐘の音が学生ホールに響き渡ります。在校生にはボールなどをぶつけて壊さないように大切に使用していって欲しいものです。

 

 

 

 

 

同窓会事近況報告

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平成22年12月、大学より、同窓会活動の支援の一貫として、本学 研究棟5階の談話室に、卒業生であれば、いつでも・どなたでも立ち寄れる「同窓会室」が設置されました。お茶を飲んだり、談話できるスペースになっております、大学に調べ物をしに来たり、遊びにこられた際は、是非気軽にお立ち寄りください。 また、同窓会活動を円滑に運営していく目的の元、大学教員で構成する「同窓会事務局」が設置されました。同窓会会長をはじめ、役員さん、幹事さんとと共に同窓会を盛り上げていきたいと思います。

 

 

ご存じでしたか?大学校歌

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2009年に、我が校に校歌ができました。一般公募により、大分県在住の畠の正弘(はたのまさひろ)さん作詞、作曲は「あめふり、くまのこ」などの多数の子どもの歌が愛唱されている、作曲家の湯山昭(ゆやまあきら)先生によって完成しました。入学式や卒業式等で愛唱されています。興味のある方は大学ホームページにアクセスすると生歌のデータをダウンロードすることができます。たまねぎ畑を思い出しながら、大学の思い出にひたってみてはいかがでしょうか。